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「次世代を育てたい」という願いに、リブランディングがもたらしたもの。

「次世代を育てたい」という願いに、リブランディングがもたらしたもの。

株式会社 澤村

1950年、琵琶湖西北の高島に誕生。

「夢を描ける企業こそが、夢を与えられる。」その思いを胸に、建物を建てることよりも、そこに生まれる豊かさの創造全てに関われることがプロフェッショナルとしてのミッションだと考え、「設計企画力」「デザイン性」「施工品質」をワンストップで満足いただける組織づくりを実現しています。

インタビューメンバー

澤村幸一郎さん
代表取締役社長

2007年に株式会社澤村の代表取締役社長に就任。澤村の信頼と伝統を継承しつつ、新しい文化、次の時代に答えられる組織づくりを推進している。

河本尚子さん
ブランド推進室CBO

今回のリブランディングと共に、新設した株式会社澤村ブランド推進室のCBO。滋賀県一の気の強さと美貌で澤村ブランドを牽引する。

- リブランディング前に課題だったこと

□ 支店において、ある時点から業績が伸びない
□ 若いスタッフから、将来幹部候補になる人材が育ちにくい
澤村社長 始める前は、リブランディングとはなんであるかを理解しておらず、いい商品を作ることがブランディングだと思っていました。つまり、いい商品をつくることと、自社をつくることはイコールだと思っていたんです。リブランディングをして、具体的にどうなっていくのかわからない。そんななかでのスタートでした。

澤村社長 始める前は、リブランディングとはなんであるかを理解しておらず、いい商品を作ることがブランディングだと思っていました。つまり、いい商品をつくることと、自社をつくることはイコールだと思っていたんです。リブランディングをして、具体的にどうなっていくのかわからない。そんななかでのスタートでした。

- 社員の戸惑いへの対応

今までと違う会社の文化を作っていくことへの戸惑いを、ブランド推進室が受け止める

澤村社長 研修をしながらブランド推進室を立ち上げ、ロゴやステイトメントのアイデアが出てきました。そうしてリブランディングが具体的な話になっていくうちに、昔のロゴや色、メッセージへの愛着により、それらを一新することへの戸惑いがやはり社内に湧き上がってきました。例えば今までは、デザインのいい設計をしようといったことには注力していたけれど、自分たち自身がおしゃれになろうといった共通意識はなかった。だから「作業服でもおしゃれにしましょう」といった今までと違う会社の文化を作っていくことに対して戸惑いがあったんだと思います。みんな、変わったら変わったでよろこんでいる部分もあるんですけど、それはやはり徐々に出てきた成果ですね。

河本さん もちろん今も、社員の中に疑問や意見はあります。でも、ブランド推進室がその声を聞く場所になっているんです。気持ちを汲み取って「じゃあこうしていきましょう」と推進していく部署ができたので、それは大きいと思いますね。社内にブランド発表した時はけっこう皆さんポカーンとしていたんですけど(笑)今は「ああいうこともしてみたい」「こうしたほうがいいんじゃないか」という意見がブランド推進室のほうに声として上がってきているんです。

澤村社長 研修をしながらブランド推進室を立ち上げ、ロゴやステイトメントのアイデアが出てきました。そうしてリブランディングが具体的な話になっていくうちに、昔のロゴや色、メッセージへの愛着により、それらを一新することへの戸惑いがやはり社内に湧き上がってきました。例えば今までは、デザインのいい設計をしようといったことには注力していたけれど、自分たち自身がおしゃれになろうといった共通意識はなかった。だから「作業服でもおしゃれにしましょう」といった今までと違う会社の文化を作っていくことに対して戸惑いがあったんだと思います。みんな、変わったら変わったでよろこんでいる部分もあるんですけど、それはやはり徐々に出てきた成果ですね。

河本さん もちろん今も、社員の中に疑問や意見はあります。でも、ブランド推進室がその声を聞く場所になっているんです。気持ちを汲み取って「じゃあこうしていきましょう」と推進していく部署ができたので、それは大きいと思いますね。社内にブランド発表した時はけっこう皆さんポカーンとしていたんですけど(笑)今は「ああいうこともしてみたい」「こうしたほうがいいんじゃないか」という意見がブランド推進室のほうに声として上がってきているんです。

- リブランディングをして何が変わりましたか?

特に、自分事として会社を考える意識や、若手への意識が変わった

澤村社長 先ほどもあったように、やはり社内から「こうしたほうがいいんじゃないか」といった積極的な声が上がるようになったことはうれしいですね。自分たちで、自分事として考えることへの仕掛けが作用してきていると感じます。それから、若者にしかできないことがあるという感覚が、全社の認識として深まったと思います。例えば今までも「採用活動はできるだけ若い子がしよう」というのはあったのですが、それは上の人間が忙しいからというネガティブな理由もあったんですね。でも、そうでなくて「若い感性だからできた」「若い感性にしか売り上げられない」という、若手をポジティブに評価する意識が強まりました。

澤村社長 先ほどもあったように、やはり社内から「こうしたほうがいいんじゃないか」といった積極的な声が上がるようになったことはうれしいですね。自分たちで、自分事として考えることへの仕掛けが作用してきていると感じます。それから、若者にしかできないことがあるという感覚が、全社の認識として深まったと思います。例えば今までも「採用活動はできるだけ若い子がしよう」というのはあったのですが、それは上の人間が忙しいからというネガティブな理由もあったんですね。でも、そうでなくて「若い感性だからできた」「若い感性にしか売り上げられない」という、若手をポジティブに評価する意識が強まりました。

- 広報・リクルートにも影響

発信する力がついたことで、興味を持っていただけるようになった

河本さん リブランディングの効果はこちらにも出てきています。会社の歴史を原点から振り返ることは、通常業務をするなかではない機会です。今まで澤村で長く働いてきた人も知らないことは多い。そんな中、創業者の思いや社史をしっかり認識できたことで、ブランド推進室は澤村という会社のことをきちんと把握した発信をしていけます。実際にお話しする際にも、取り組んでいる内容やリブランドしたという過程をしゃべるだけで興味をもっていただけるようになりました。

澤村社長 直近では、京都大学院卒の設計事務所に努める設計士が「ここまでのことをやっている会社だと思わなかった」と言ってくれていますね。会社自体に加えて、ブランディングをしている姿に共感を覚えてもらい、面談を続けています。

河本さん リブランディングの効果はこちらにも出てきています。会社の歴史を原点から振り返ることは、通常業務をするなかではない機会です。今まで澤村で長く働いてきた人も知らないことは多い。そんな中、創業者の思いや社史をしっかり認識できたことで、ブランド推進室は澤村という会社のことをきちんと把握した発信をしていけます。実際にお話しする際にも、取り組んでいる内容やリブランドしたという過程をしゃべるだけで興味をもっていただけるようになりました。

澤村社長 直近では、京都大学院卒の設計事務所に努める設計士が「ここまでのことをやっている会社だと思わなかった」と言ってくれていますね。会社自体に加えて、ブランディングをしている姿に共感を覚えてもらい、面談を続けています。

- リブランディングを通じて感じたこと

これから、もっともっとおもしろい仕事ができる

澤村社長 私は建築系の学校を出たんですが、家の事情で建築系の仕事をせずに営業と経営をしてきた身なんです。私事なんですが、今回リブランディングを通じて「自分がしたい仕事をする」ということに意欲的になれていると思います。単に受注をするのではなくて、お客様にこういう風になってほしいと、ストーリーを提案できている。リブランドしたことで出会えたお客様ならではだと感じます。今後、もっともっとおもしろい仕事ができそうだという予感はありますね。

河本さん 私はブランドステイトメントである「きっかけを創造する」という言葉が、本当にいい言葉だなあと日々感じているんです。いろんなアイデアが出るなかで「きっかけ」というワードが選ばれたんですけど、この言葉自体がとにかく好きですね。それから、リブランディングを通じて、ドレスコードを決めたりといった今までになかった取り組みに年代関係なくみんなで取り組む姿を見るととてもうれしくなります。そして、自分もその「きっかけ」になれているのでは、という喜びがあります。

澤村社長 私は建築系の学校を出たんですが、家の事情で建築系の仕事をせずに営業と経営をしてきた身なんです。私事なんですが、今回リブランディングを通じて「自分がしたい仕事をする」ということに意欲的になれていると思います。単に受注をするのではなくて、お客様にこういう風になってほしいと、ストーリーを提案できている。リブランドしたことで出会えたお客様ならではだと感じます。今後、もっともっとおもしろい仕事ができそうだという予感はありますね。

河本さん 私はブランドステイトメントである「きっかけを創造する」という言葉が、本当にいい言葉だなあと日々感じているんです。いろんなアイデアが出るなかで「きっかけ」というワードが選ばれたんですけど、この言葉自体がとにかく好きですね。それから、リブランディングを通じて、ドレスコードを決めたりといった今までになかった取り組みに年代関係なくみんなで取り組む姿を見るととてもうれしくなります。そして、自分もその「きっかけ」になれているのでは、という喜びがあります。

※上記は導入会社様の許可を得て掲載しています。掲載内容については個人の体験談であり、将来の成果等を示唆又は保証するものではありません。

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